こがねい詠春拳術会

打撃を多く伴う組手稽古

今日は朝からやや曇り空で、練習終わったくらいのタイミングで雨が降ってきました。練習が終わるまで天候がもち、 運がよかったかもしれません。しかし、明日は朝から横殴りの雨という予報で、多少、 濡れることは覚悟しないといけないかもしれません。(雨天の場合は、東屋の下でやるか、移動して広い屋根のある場所で練習をします。)

本日の朝6時に東京オリンピック女子マラソンがスタートをしました。私は、テレビを持っておらぬので、朝飯を食べるついでに、 テレビで観戦したく、東小金井駅前の吉野家へ行ってきました(特朝定食の大盛りを注文)。

私が到着した時点で、すでに29km過ぎで、トップ集団には一山麻緒選手しかおらず、他の日本人選手の情報が気になりました。 特に、小金井市を代表する郵政の鈴木亜由子選手は応援しないとと思っておりましたが、どうやら29km以前でトップ集団からは離れてしまったみたいで、 暑さで苦しい戦いをなっているのだろうなと思いました。

練習が終わり、帰ってきてから、一山麻緒選手選手が8位ということで、その健闘は素晴らしいと思いました。 優勝はやはりケニアでしたか。暑さもものともせず、余裕の走りに見えました。恐るべし長距離王国ですね。

打撃中心の組手練習

普段は、打撃を多く伴う組手練習はしないのですが、中国人の練習生が打撃の軌道やタイミングを学びたいということで(本人の希望)、 打撃を多く伴う組手練習をしました。本人の希望で、動画を撮影しましたので、よく動画を観て研究してもらいたいです。

私からのアドバイスとしては、どうしても視点が手技の展開に行きがちだと思いますが、膝から下を見てもらいたいです。 詠春拳の上級者と初学者では、膝から下の動き、使い方に大きな違いがあるのですね。この膝から下のニュアンスは動画や実際の動きを観て研究しない限り、 絶対に分からないものだと思います。一見するだけでは違いがわからないでしょうが、 何度もよく観察すると、気づきが得られるでしょう。

ダメージがなければ手先が当たってもよい

反省会のときにもいいましたが、私の感覚としては、ダメージを喰らわなければ相手の手先が自分の胴体に触れることくらいは何ら問題もないと捉えるということです。 私の防御の意識としては、自分の皮を切らせるギリギリくらいがベストだと思っており、必要以上に腕を前に張ることはしません。

詠春拳では、相手の手先が胴体に当たると1ポイント取られるとかいうルールがあるわけでもないし、 ポイント制のスポーツ競技ではないので、自分がダメージをもらわなければよければいいのです。 腕も最小限の力で張ることにより、相手を深く迎え入れることを重視します。